ドラクエ10 プレイ日記25



儀式の間で起きた出来事をプーポッパン王に伝えるために、メギストリス城に向かうフリー。
でもプレイ日記24で魔兵タナトが言っていた通り、流れ者の旅人が王の身内の悪行を王に話したところで、受け入れてもらえるとは到底思えません。

けど今までは1つのストーリーにつき、ボス戦は1戦だけでした。
なので魔兵達を倒した時点でもう物語は収束に向かっているはず・・・だから、

びっくりしたイッドがボロを出す or 王が「フリーの目は嘘をついている目ではない」などと話す。

悪事がばれて動揺したイッドがそのままどこかへ逃げ出す。

プクランド大陸に平和が訪れましたとさ。

とまあこんな感じの流れになってキーエンブレムGet出来るのではないか、とも考えていました。
・・・本音を言えば、魔兵達よりもさらに強いボスとなんて戦いたくなかったし(コラ)。

でもまだフォステイルやアルウェのノート、魔瘴問題などなど、回収されていない伏線がたくさんあります。
そもそもボス戦までの経緯もやたらと短かったし・・・。
※やみわらし戦や悪魔ザイガス戦は、もっとストーリーが核心に迫った後で発生しました。

やっぱりこれで問題解決するだろう、という見通しは我ながら甘すぎるのかなぁ・・・。




そんなことを考えているうちに、メギストリス城の王座の間まで辿り着いたフリー。
フリーが生きていることにびっくりのイッド・・・というか、慌て様が黒幕臭丸出しです。



しかしすぐに平静を装い、フリーから状況を確認しようとするイッド。
そんなフリーとイッドのやり取りに気づいたのか、王も話に参加しようとします。

とはいえ、魔瘴のせいか王様、王座に向かうことすら辛そうですね。
そんな王をイッドは介護のプロのごとく、丁寧にフォローします。



しかしイッド、善人のフリがうまいなぁ。


王が王座に座ったところで、改めて何があったかを尋ねられます。
正直に「儀式の間に魔物はいなかったが、代わりにイッドの部下達が討伐隊を皆殺しにした。」と伝えるフリー。

・・・ここでイッドがボロを出せば話は早かったのですが、さすがにそう都合良くはいかず、イッドはフリーの発言をデタラメ扱いします。
そんなやりとりの中、王が突然、「卑怯者!!」と罵り始めます。




フリーのことを・・・。



どうやら王は、儀式の間の魔物を恐れたフリーが下手な嘘をついているだけ、とでも思い込んでいるのでしょう。
そして魔物から逃げるだけならまだしも、身内を悪党扱いされたことで、完全に怒ってしまいました。

イッドがさして気にしていないそぶりを見せたおかげか、罪に問われるようなことはありませんでしたが、フリーは王座の間から追い出されてしまいます。
そしてイッドはフリーの発言から状況を把握したのか、王が儀式の間に行くように仕向けます。
・・・そういやイッドからしてみれば、部下達が倒されたのは予想外だったにしても、悪巧み自体は順調に進んでいるんですね。

でもフリーにはどうすることも出来ません。
魔兵タナトの言う通り、真実を話してもやっぱりダメでしたし。

にしてもいきなり嘘って断定するんじゃなくて、せめて状況くらいはちゃんと調べて欲しかったのですが・・・所詮、流れ者の戯言のためにそこまでする気にはなれませんかそうですか。
しょうがないとは思うものの、やっぱり腹が立つなぁ・・・。


魔兵達をやっつけて問題が解決したどころか、むしろまずい方向に向かっているとしか思えない・・・。


これから先どうするかわからなくなってしまいましたが、とりあえず適当に城内をうろうろするフリー。
どっかでイベントが発生することを期待しての行動ですが、特に何も起きませんでした。

なのであきらめて城から出ようとした矢先にフォステイルとの会話イベントが発生。
・・・フラグは城の出入り口にあったか。

↓ さすが伝説のプクリポ、盗聴程度は朝飯前のようです(あの場でフォステイルは見かけませんでした)。


賢者エイドス様と同じでフォステイルも、フリーの名前や出自などを話してもいないのに知っていました。
そしてフリーが国の危機を救うことを予知しているそうです。
ザイガスさんのケースと似たようなパターンだな・・・。

そしてプレイ日記19で王に話していたことを、改めてフリーにも話すフォステイル。
・・・結局、事態を解決するにはアルウェ王妃のノートを探すしかない、って結論になるのね。

なおフォステイル曰く、儀式の間が汚れた状態で王家の儀式を行うと、逆効果になってしまうそうです。
つまり国を救うはずの儀式が、逆に国を滅ぼす儀式になるわけで・・・。

イッド達が儀式の間を汚したのも、王家の儀式を悪用してプクランド大陸を滅ぼすためだったんですね。
今までのイベントと比べると、急に話のスケールがデカくなっているなぁ。

でもプレイ日記19の時は知らなかったのでしたが、元々アルウェ王妃のノートってフォステイルが渡したんじゃなかったっけ?
確かプレイ日記21のアルウェの過去シーンで、そんな描写あったし。

他人にあげた物を手に入れるために奔走する伝説の英雄・・・って、なんか情けない話ですね。



・・・しかしまあ、他に状況を改善する方法もなかったので、素直にフォステイルの依頼を引き受けるフリー。
フォステイルによると、アルウェ王妃はリンクル地方の別荘で亡くなったそうで、アルウェ王妃のノートの手がかりもそこに隠されているかもしれない、と話していました。
ああ、あのリンクル地方 D-2エリアにある別荘跡のことね。

アルウェ王妃のノートの危険性についても話してくれましたが、それについてはザイガスさんとのゴタゴタがあった時に色々聞いているので、ここでは省略します。
詳しくはプレイ日記21より・・・って、今回そういうの多いな。

しかしアルウェ王妃が死んだ経緯などを、まるで他人事のように話すフォステイルに、コイツ実は最低な奴なんじゃ・・・と思わずにはいられませんでした。
テメーがノート渡したんだろ、テメーが。


まあフォステイルの性格についてはさておいて、とりあえず次の目的地はアルウェ王妃の別荘跡に決まりました。
もう既に知っている場所なので、簡単に行けます。
イッド達にバレるとまずい、ということで、一旦フォステイルとは別行動することになりました。




実はもうイッドに様子を見られていたようですが・・・大丈夫かな。




ルーラストーンにオルフェアの町を登録していたため、もの凄くあっさりアルウェ王妃の別荘跡に到着したフリー。
あの辺りって狩人狩り(アローインプのことです)をする時にしょっちゅう来るから、ストーリーの都合で行くと、新鮮なんだかそうじゃないんだか微妙な気分になりますね。

しかし別荘に着いても、フォステイルはどこにもいません。
オンラインゲームとしての性質と、ストーリーの都合のせいで、こういう場面でイベントに関係するキャラを探すのってちょっと大変ですね。
イベントキャラって状況が落ち着かないと、フィールドで話し掛けれないからなぁ。

なので勘で、別荘にある奇妙な扉を調べてみると、何やらイベントが発生しました。
この扉、確か銀の丘にもありましたね。

フリーがあわい光を放つ扉を見入っていると、丁度良いタイミングでフォステイルもやってきました。
そして光る扉を不思議そうに見つめるフォステイル・・・って、銀の丘ではこの奇妙な扉の奥からアルウェにノート渡したんでしょ!?
それなのに何で初めて見るかのような態度を取ってるのですかフォステイルさん。

銀の丘の扉と別荘の扉を別物として考えているのか、それとも長生きしすぎてボケたのか・・・。
※若作りしていますが、フォステイルはプーポッパン王よりもはるかに年上です。



銀の丘のものと同じく、開くべき運命の時だったのか、触ってもいないのに勝手に扉が開きます。
そしてそこから、アルウェ王妃の幽霊?が現れ、まるでフリー達を導くかのように、扉の中へと消えていきます。
びっくりしながらも奇妙な扉の中に入るフリー達。

すると、アルウェ王妃の過去エピソード 第2弾が始まりました。





何でも叶うノートを手に入れて、とてもごきげんなアルウェ王妃。
あっさりと2つ目の願いもノートに書いてしまいます



・・・いやいや不思議ちゃん。
1つ目は試用ということでわからなくもないですが、そんなに簡単に2つ目の願い事を書いていいの?
実際に効果があったんだから、3つ目の願い事を書くと破滅するっていうのにも、信憑性が出たはずなのですが。

まぁ多分そこら辺も理解した上でやっているんでしょうね。
彼女には予知能力もあるし、何も考えてないように見えても、実際はプクランド大陸でも1、2を争う策士ですし。
本当に色々な意味で凄い娘だなぁ・・・。

にしても、「プクリポの皆を救うようなイケメンな男の子が生まれてきますように。」って、こういう類のものにお願いする内容としては珍しいですね。
妊娠前の母親が日記帳とかに書いてそうな内容です。
未来の危機を想定してそういう願い事にしたのか、それとも単純に母親としてのささやかな願い事だったのか・・・。

ここで一旦回想が途切れます。
全然落ち着きのないフォステイルが背負っていたリュートが何故か消えていくと同時に回想再開。



回想の舞台はイケメンな男の子(ラグレス王子)の幼少時代に移ります。

↓ ラグレス王子の幼少時代。


・・・正直なところイケメンには見えませんが、プクリポのルックスとして考えるなら、彼くらいの方がバランスが取れていてしっくりきます。
むしろフォステイルみたいに無駄に美化されていてもバランスが悪いだけだし。
ノートの力を頼って生まれたラグレス王子がこの顔つきなのだから、やっぱりフォステイルのルックスってイケメンというよりイロモノなんでしょうねw

回想シーンより、ラグレス王子も母親と同じく予知能力を持っていることや、彼がアルウェ王妃死後に彼女のノートを受け継いだことなどがわかりました。
って、例のノートって随分あっさり他人に権利譲れるんだな・・・。
というより不思議ちゃん、そんな物騒なノートを息子にプレゼントするなよ!!
ラグレス王子に対しては愛情を持って接していたっぽいだけに、息子にノートを渡した意図がよくわからないですね。
フォステイル→アルウェの時は、フォステイルが無責任にアルウェに過酷な運命押し付けたってことで、なんとなく理解出来たのですが。

そしてやっぱり彼女の死因は、ザイガスさんとの契約?が原因ではなく、例のノートを3回使ったからだったようです。
さすがの彼女も自らの運命を悟ってか、3つ目の願いをノートに書く時はとても辛そうにしていました・・・。






しかし今の時点では、結局3つ目の願いが何なのかは謎のままです。
「あとはお兄ちゃんがなんとかしてくれる」とか独白していたので、ザイガスさん絡みのお願いではなさそうですが。

そしてフォステイル・・・間接的にアルウェ王妃を殺しておいて、ノートを渡した記憶なんてございません、って貴様は悪徳政治家か!!



そんな無責任に老人ボケしているフォステイルを前に、ついに幽霊化したアルウェ王妃もキレ出すのかと思いきや、何故かさっき消えていったリュートを手元に持ち、それをフォステイルに渡すアルウェ王妃。
正直、リュートの演出の意味はよくわからないのですが、なんだったんだろう・・・。

 

そして回想シーンが終わり、奇妙な扉の世界から元の世界に戻ったフリーとフォステイル。
とりあえずラグレス王子がアルウェ王妃のノートを持っていることが判明したので、彼に会いに行くためにメギストリス城に戻ることとなりました。

しかしアルウェ王妃にノートを渡したことを全く覚えていないことといい、自分よりアルウェ王妃の方が立場が上とか思っていそうな態度といい、どうにもフォステイルの振る舞いには違和感を感じます。
それにフォステイルが、まるで悩み多き若者のようなキャラだったのも不思議です。
見た目はともかく相当長生きしているんだし、もっと老成したキャラだと思っていたのですが・・・。


フォステイルの態度に疑問を抱きつつも、フリーは絶賛引きこもり中?のラグレス王子に会うために、メギストリス城の4階にある彼の部屋の前まで来ました。
しかし彼の部屋の扉は、銀の丘やアルウェ王妃の別荘跡にあった奇妙な扉と同じく、何故かあわい光を放っていました。
前見た時は普通の扉ぽかったのに・・・学校の七不思議みたいでちょっと怖かったです。



そして奇妙な扉を開くと同時に、またもや過去エピソードが始まります。
今度はアルウェ王妃の死んだ直後のお話です。





アルウェ王妃の突然の死にショックを受けるプーポッパン王。
洗脳されて結婚したようなもんとはいえ、それでも王にとって王妃を失うのは辛いことだったようです。
なんだかんだで夫婦仲は良好だったんですね・・・。

噂によるとラグレス王子は母親が死んだショックで5年間も引きこもっていたそうですが、あらかじめアルウェの死を予知していたおかげか、むしろ父親よりも衝撃が軽かったようです。
しかしプーポッパン王にそれを話したのがまずかったのか、ラグレス王子は激怒したプーポッパン王に拒絶されてしまいます・・・。

1年以上部屋の中に引きこもりながらも、父やプクランド大陸が魔瘴に侵され滅びてしまうことを予知し、そのことに悩むラグレス王子。
けどどうせお父さんは僕の言うことなんて聞いてくれないし・・・と、予知してもどうしようもないという現実にさらに苦しめられます。
実際のところ、ラグレス王子が引きこもってたのって、父親に拒絶されたショック+変えることの出来ない不吉な未来に悩まされていたからなんですね。
まあ引きこもりの原因を母親のせいにされたのは、さすがに予知の話が元で親子喧嘩したから、なんて正直に言えなかったからなんだろうなぁ。
あまりに大人げない理由すぎて・・・。

けれどラグレス王子は、自分が何を言っても無駄かもしれないけど、英雄フォステイルの言葉だったらプーポッパン王も信じてくれるかもしれない・・・そう考え、彼はアルウェ王妃からもらったノートに「フォステイルになりたい」と書きます。
そう・・・フリーの前に現れたフォステイルは本物ではなく、実は姿を変えたラグレス王子だったのです。



どうもフォステイルの様子がおかしいと思ってましたが、そういうオチだったんですね。
フォステイル広場の石像を見る限り、姿形は本物と同じなんでしょうが、記憶まで再現されていたわけではなかったようです。
でも自分が本当はラグレス王子だ、ってことは忘れていたようですし、あのノート、一体どこまで王子に影響を与えていたんだか・・・。

けど王子は気づいていませんでした・・・プーポッパン王が本当に毛嫌いしているのは、ラグレス王子自身ではなく予知能力であることに。
回想シーンでも王子が王に叱られているシーンは全て、予知のことを王に話したときばかりでした。

 

つーか、あきらかに王の予知嫌いは、なんとなく嫌い、のレベルを超えてますよね。
あのアルウェ王妃ですらプーポッパン王の前では空気読んで予知の話をしなかったくらいですし。

そんなわけで、いくらラグアス王子がフォステイルに化けたところで、予知した話を王が受け入れることは決してありませんでした。
例え、予言が次々的中し、自身が不治の病に侵されようとも・・・って、何もそこまでムキになって予知を否定しなくても
現実ならともかく、フィクションの予知って結構一般的に受け入れられてるはずなのに。

・・・プーポッパン王、絶対に一連の過去エピソード以外にも、予知に関するトラウマエピソードとか持っているな。
個人的な勘ですけど。




ラグレス王子が元の姿に戻ると同時に、突然間髪いれずにイッドが登場します。
王子に触発されたのか、イッドも部下同様、真の姿を現しました。



ドラクエ5のゲマや、ドラクエ9のゲルニック将軍を彷彿させる、いかにも狡猾そうなモンスターです。
・・・でも1つ気になるのですが、こんなに邪悪そうな奴がなんであの奇妙な扉の先に入れたのでしょうか?
あの扉、開きっぱなしになっていたのでしょうか?

なんかあの奇妙な扉の先、意外と色々な奴が入ってるイメージがあります。
銀の丘のやつですが、パクレ警部も扉の先に入れたみたいですし。

イッドの話によると、王はすでに儀式の間に向かってしまったようです・・・。
このままでは王の命もプクランド大陸も危ない・・・でも目の前には、あの魔兵達の親玉が。
・・・これって、もしかしてもう詰んでいるんじゃ。

けどどうしたことかイッドは、ラグレス王子を嘲り笑うだけ笑って、何もせずにそのまま去っていきます
え・・・、あれ?
確実に自分の邪魔をしに来るであろう、フリーやラグレス王子をここで始末しようとか思わないの?
手下を使って時間稼ぎするとか、そんなことすらする気がないの?

なにしに来たのでしょうか、あのカメレオンもどき。
もしかしてただ事情説明しにきただけ?
親切だなぁ・・・。


予想に反して、イッドから襲撃を受けることはありませんでしたが、話を聞く耳持たない王と、そんな王を巧みに破滅へと誘導するイッド・・・どちらにせよ状況が悪いことには変わりありません。
もうダメだ、とあきらめかける王子ですが、タイミング良くリュートがアルウェ王妃のノートへと変わります。
王子がフォステイルに化けた際、持ち主に無くされないようにするため、ノートも姿形を変えていたのでしょうか。



チートノートを手にしたことで希望を見出したラグアス王子は、王やプクランド大陸を救うために、儀式の間へと向かいます。
さすがに事態を放置するのはまずいと思ったフリーも、ラグアス王子に頼まれたとおり、儀式の間へ再度向かいます。


でもこの展開だと、ほぼ100%イッドとの戦闘イベントあるよね・・・。
大陸第3のイベントでは、イベント戦が2戦用意されているのか。

手下である魔兵達にすら苦戦したのに、その親玉であるイッドをフリーは倒すことが出来るのでしょうか? 

ドラクエ10 プレイ日記帳 目次に戻る  日記帳に戻る  トップに戻る