ドラクエ10 プレイ日記21
前回の日記の最後を見て、何か変なこと書いてねーかコイツ、って思った方いますか?
でも実際にどんなキャラか知っている方なら、おかしいとは思わないはずです。
多分・・・。
とりあえず話を戻します。
悪魔ザイガスを倒した後、ナブレット団長から語られる事件の真相。
元々は団長の妹、アルウェの遺言から全ては始まったのです。
プレイ日記19でも少し触れましたが、アルウェは生まれつき予知能力を持っていました。
アルウェはザイガスさんが子供に襲い掛かろうとすることも、同時期にフリーが銀の丘に来る事も全て予知していました。
だからケーキ職人だった兄貴のナブレットに、子供達を一斉に誘拐する(避難させる)ためにサーカス団になってねとか、フリーが有利になるようにフォステイル広場にザイガスさんを誘き寄せてね、とかお願いしていたのです。
とまあそれは良いのですが、
随分酷いことも言われています。
しかし、妙に俗っぽいこと言ってるな・・・。
それにしてもこの台詞、キャラメイキングにこだわってるプレイヤーに喧嘩売ってるんじゃないのでしょうか?
別に管理人はそこまでこだわってなかったから、特別気にはしなかったけど。
もうちょっと話を聞きたかったのですが、団長が詳しい話は子供達を迎えに行ってから、と提案したので、素直に従うことにします。
奇妙な扉に閉じ込められた子供達がおかしな事になってないか心配でしたし・・・。
と、言うわけで続きは銀の丘で、ってことになりました。
団長が言ってた通り、奇妙な扉、ちゃんと開くべき時には開いてくれましたね。
子供達も無事で何よりですが、よくよく見るとオルフェアの町の子供って、プディン含めてもたったの7人なのかよ!!
でもまぁ、確かに団長が扉に閉じ込めた人数ってそれくらいでしたよね。
少子化すぎる・・・。
そりゃリアルに考えるなら、例えほんの小さな村でも数百人単位で子供くらいいるはずですが、ゲームでそんなにたくさん子供が描写されていても、作る方もプレイする方も面倒だろうし・・・。
どんなにリアルに見せてもゲームはゲーム、現実の枠組みで当てはめることは出来ないものですよね。
さて子供達も今回の事件について、色々話を聞きたい様子。
さっきの続きの意味も含め、団長がアルウェの過去エピソードを語ってくれます。
約15年ほど前、予知能力こそ持っていましたが、アルウェはまだ普通?の町娘でした。
しかしある日、どうしても銀の丘に行かなければならないと予感がしたそうです。
戦闘能力なんてなさそうなのに、1人で銀の丘まで辿り着いたこともある意味凄いですが、
しゃべり方にもびっくりしました。
不思議ちゃん? 不思議ちゃんなの? 彼女。
一応薄幸キャラっぽいし、もっと儚げな性格だと思っていたのに、まさかの不思議系。
ドラクエ9のエリザと言い、最近の薄幸キャラは変わった性格にするのが流行りなのでしょうか?
・・・まあそれはさておき、開くべき時だったからか、銀の丘の奇妙な扉は開き、そこでアルウェはフォステイルから何でも願いが叶う凄いノートをもらいました。
後に、アルウェ王妃のノートと呼ばれるノートのことです。
しかしこのノート、3つ目の願いを書いた時、願いを書いたものは破滅するという、ある意味非常に危険なノートです。
伝説の偉人に物騒な物を渡されたアルウェでしたが半信半疑だったせいか、
全くためらいもせず、1つ目の願いをノートに書きました。
いや・・・確かにアルウェの考えも理に適ってはいますが、3回使うと破滅するって言われたものをあっさり使う神経が凄いです。
ノリ軽すぎ。
ちなみに1つ目の願いはお姫様になることでした。
そーか、そーか。
どうもメギストリスの王妃とサーカス団長が兄妹っていうのが、しっくりこなかったのですが、これで納得しました。
これならナブレット団長とプーパッポン王が全然接点なくても、不思議ではないかもしれません。
その後しばらくは王妃として幸せに暮らしていたらしいですが、ある日突然、悪魔ザイガスがアルウェを訪問にやって来ます。
しかし、
全く動揺することなく、ザイガスさんに向かって呼び方に注文をつけます。
どんだけ神経図太いんだよ、この娘・・・。
悪魔の癖にザイガスさんは生真面目な性格なのか、
アルウェの注文に応えました。
・・・このシーンだけ見てると、ザイガスさんが悪い奴に感じなくなる不思議。
やっと話を聞く気になったアルウェにザイガスさんは、プクランド大陸のどこかに生まれているはずの、プクリポの救世主の居所を予知するように言います。
素で断るアルウェについにキレたザイガスさんは、
ようやく悪魔らしいところを見せます。
さすがにアルウェもその迫力に怯えた様子。
・・・ああ、この娘にも怖いって感情があったんだな。
アルウェは、世界に恐るべき災いがせまっていることや、いまだ救世主が生まれていないことを知りました。
正直にザイガスに救世主がまだ生まれていないことを告げるも、信用してもらえません。
けどアルウェは、15年の間にオルフェアの町で救世主が生まれると、ザイガスさんに話します。
ザイガスさんの質問に答えたことをネタにアルウェは、15年間はオルフェアの子に手出しするな、と交渉を始めます。
にしても、
台詞だけ見ると悪女丸出しですよ、アルウェ王妃。
・・・犠牲者を出さないための話術であることは理解出来ますが、やっぱりナブレット団長の妹なんだなぁ、と思いました。
本当は善人なのに、マジで悪役だと誤解されかねないような態度とかがそっくり・・・。
15年待つ程度は負担でもなかったのか、
素直にアルウェの要求に従います。
こういう妙に真っ直ぐなところが、ザイガスさんが邪悪な存在に思えない理由なのかな・・・。
15年後にオルフェアの町の子供達の皆殺しを宣言し、ザイガスさんはそのまま立ち去っていきました。
ザイガスさんが去った後、アルウェは「救世主は生まれないけど、15年後に救世主がいることはわかる。」と独白します。
どうやら、ザイガスさんに話したことは一部嘘だったようですね。
相手の標的と襲撃の時期を特定することで、無差別に被害が出ないようにするのが狙いだったのかな?
1年後、アルウェはオルフェアの町に里帰りし、一人息子のラグアス王子を産みます。
しかしその後アルウェは、酷い死に方をしてしまいました。
住んでた家もろとも、一晩でミイラみたいに干からびてしまったようで・・・って、死に方怖ぇ。
結局、悪魔ザイガスと契約したからなのか、アルウェのノートに3つ目の願いを書いたからなのか、死因は謎のままです。
まあザイガスさんとのやり取りは、契約っていうより脅迫を受けただけってイメージの方が大きいし、ノート使ったせいで死んだって線の方が強そうですね。
ノートがどうなったのかは、まだ不明のままだし。
・・・それにしても今回の事件は、最初から最後までアルウェの筋書き通りだったわけですね。
結果的に子供達には全く被害が出ず、悪魔ザイガスだけが滅びたのですから、それが最善のやり方だったわけですが。
予知能力のおかげもあるとはいえ、アルウェ王妃、ナブレット団長の上を行く策士っぷりです。
不思議ちゃん、マジパネェなぁ。
さて、一連の事件の救世主となったフリー。
ナブレット団長からお礼に何かもらえそうな雰囲気になりました。
キーエンブレムかな?
ワクテカが止まりませんね。
もう後はサーカステントに向かうだけかな、と思ってたのですがヘタレ警部が、
ナブレット団長を追って銀の丘までやってきます。
・・・もうとっくに団長、子供連れて町に帰っているんだけど。
っていうか、ザイガスさんが町を攻めて来た時、お前も現場にいただろ。
ザイガスさんに喧嘩を売るのは怖いから、団長を悪者にしようとしているのでしょうか。
フリーが何か反応をする暇もなく、そのまま奇妙な扉に突入し、
そのまま閉じ込められてしまいました。
動画見返して気づいたんですが、ヘタレ警部が近づいた瞬間、扉が開きました。
そしてヘタレ警部が中に入った直後に扉が閉まりました。
あきらかに確信犯です。
えー、もしかしてあのヘタレ警部が扉に閉じ込められるのって、大いなる運命の1つだったりするんですか?
なんかやだなぁ。
ちょっと哀れでしたが、フリーにはどうしようもなかったので、ヘタレ警部は放っておいてオルフェアの町に戻ることにします。
長い間あそこにいた子供達も無事だったわけだし、死にはしないでしょう・・・多分。
それに借金取りから隠れることが出来て、きっとヘタレ警部にとっても良かったはずです。
そう思うことに決めました。
町に戻り、さっそく団長に会いにサーカステントに向かったフリー。
英雄として町の皆さんから、盛大な拍手をいただきます。
まずナブレット団長は事情があるとはいえ、子供達を誘拐・監禁し、怯えさせてしまったことを、町の皆さんに謝罪します。
そして、
サーカス団の解散、町長を辞めて町から出て行くことを宣言しました。
しかし結果的に団長のおかげで皆無事だったことを、町の皆さんもきちんと理解してくれていました。
なので子供達を中心に「そんなことしないでー。」と言う声があちこちから上がります。
その声を聞いた団長は、
1分も経たない内に、前言を撤回しました。
早っ!!
・・・確かに町の皆さんの言うとおりなんですがね。
団長に非があるとしても、それはせいぜい皆に説明不足だった点くらいだろうし、サーカスやめたり、町から出て行くことはないと思います。
けど、なんだろう・・・このモヤモヤした気持ちは。
というかナブレット団長、こういう展開になることも計算済みだったのでは?
アルウェ王妃といい、本当に策士な兄妹です。
そして、新生ナプナプサーカス団の素敵なサーカスが始まりました。
団長から勇気をたたえられたフリーは、アクロバットケーキ第1号をプレゼントされます。
そのケーキの中には、なんと白のキーエンブレムが入っていました。
そしてフリーは初のキーエンブレムをGetしました。
やったぜ。
ナブレット団長も粋な演出をしてくれます・・・でも白のキーエンブレム、ケーキでべたついたりしていないかなぁw
こうして一連の事件は無事解決しました。
プディンもナブレット団長の下で、元気にサーカス修行中です。
オルフェアの町に平和を取り戻したフリーですが、彼の冒険はまだまだ続きます。
〜余談〜
白のキーエンブレムGet後、たまたま極楽島ラッカランに用があったので、鉄道を利用しました。
そこで不思議な爺さんとの出会いが発生します。
放浪の賢者放浪・・・もといホーローという名前だそうで。
まぎらわしっ!!
そしてフリーにキーエンブレムを集めるように話しますが・・・集めるの、時間かかりそうだなぁw
冥王ネルゲルのことや、レンダーシアの封印を解く方法なども知っているようで、今後の展開で重要な役割を果たしそうなお方ですね。
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