ドラクエ10 プレイ日記24



悪魔ザイガスを倒すための修行や、寄り道や、クエストクリアなどなど、色々なことを繰り返している内に、フリーも随分強くなりました。
なので、塔のボスを退治しに行きます。


話の流れがよくわからない方へ。
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プレイ日記19より
メギストリス国のプーパッポン王より、キラキラ大風車塔の儀式の間に棲みついた恐ろしいモンスターを倒して欲しいと依頼されたフリー。
しかしザイガスさんなんかよりも、よっぽど恐ろしいモンスターがいると思ったフリーは、そのまま逃げ出してしまいました・・・。
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せんれきを見る限り、オルフェアのイベントよりメギストリスのイベントの方が、後のイベントとして扱われているはずです。
ならば当然、メギストリスのイベントで戦うボスの方が強いのが道理かなと。
当時はまだレベル23で、ザイガスさんすら倒せてなかったしなぁ・・・。

けれど今のフリーのレベルは36。
ザイガスさんを倒した時のレベルは28だったので、あれからかなりパワーアップしています。
塔のボス程度、全然ノープロブレム、かるーく、倒してやりますよ。




と、いうわけで、キラキラ大風車塔の儀式の間に向かいました。
フリーより何日も先に儀式の間に向かったはずの討伐隊も、当たり前のように今到着しました、といった感じで儀式の間に入ります。
ゲームのお約束、お約束・・・。

しかし、儀式の間に恐ろしいモンスターなどどこにもいません。



討伐隊の皆さんも、特にモンスターの気配などは感じていない様子。
確かに以前フリーが1人でこの部屋に来た時もモンスターなんていませんでしたが・・・どうやらストーリーの都合ではなく、本当にモンスターなんていなかった、というオチだったようです。
うぉ、ゲームのお約束だと思ってその展開は思いつかなかった!!

いないものはしょうがないので、一旦王にそう報告しに帰ることに決まりました。
ところがその矢先、突然イッドの部下達が不穏な台詞を吐きながら、討伐隊の皆さんに襲い掛かります。

↓ 本当にあっさり全滅する討伐隊の皆さん・・・。
 

モンスターの噂は彼らが流した、ただのデマだったのです。
で、なんでそんなホラ話を広めたかというと、儀式の間に討伐隊の皆さまを誘い込んで、いけにえとして捧げるためでした。
そして討伐隊の皆さまは、本当にいけにえとして捧げられてしまいます・・・。



って、ついにイベントで死人が出てしまいましたか!!
・・・回想シーンで死者が出ることはあっても、こういう形で死人が出るのは、プクランド大陸のイベントでは初めてです。

これって、ストーリーの進行度に応じて生きる死ぬが変わる連中がいるってことだから、プレイヤーによってフィールドに存在するNPCの数が変動することになるのでは・・・と思ったのですが、討伐隊の皆さまは初めからムービーでしか登場していなかったですね。
多分、初めから死ぬ予定のキャラクターは、ムービーでしか登場しないような仕様になっているのでしょう。
ドラクエ10は多くのプレイヤーが、共通の舞台でゲームをプレイしているからなぁ・・・。

そういやプディンもかなり長い間、ムービーでしか登場していませんでしたね。
まあプディンの場合はイベントで死ぬようなことはなかったので、オルフェアの町のイベントが落ち着いた後は、フィールドでもサーカステントで普通に会えるのですが。
でもそうなるとピリッポは大丈夫なんでしょうか・・・終盤、殺されたりしなければいいけど。

イッドの部下達がどうしていけにえを捧げようとしたかは、現時点では不明なものの、今はそれどころではありません。
フリーの存在に気づいたイッドの部下達は真の姿を現し、フリーにも襲い掛かってきます。

↓ 左の画像が仮の姿で、右の画像が真の姿。
 

・・・あれ? 仮の姿のままの方がルックス的に怖かったんですが。
よろいのきし系統のデザインって、強そうに見えるし、迫力はあると思うのですが・・・ぱっと見、無表情で無機質だからかな?

まあルックスについてはさておき、このまま黙って彼らに殺される訳にはいきません。
思った以上に早かったものの、ついにプクランド大陸第3のボスとの対決が始まりました。
ちなみにイッドの部下達の正式名は、魔兵タナト&魔兵ヒプノスです。


杖スキルを伸ばし身につけた特技、暴走魔法陣を軸に戦うフリー。
なお、暴走魔法陣とは使用呪文の暴走率を大幅にUpすることが出来る特技です。



攻撃呪文を暴走させればいつもより大きなダメージを与えれますし、補助呪文を暴走させれば超高確率で成功します。
特に補助呪文の暴走が非常に強力。
ラリホー・ヘナトス・マホトーンが決まりやすくなれば、戦闘でかなり優位に立てます。

ボスの1体、魔兵ヒプノスはラリホーマやマホトーンなど厄介な補助呪文を多数扱うので、この暴走マホトーンが大活躍してくれます。
ちなみに、通常マホトーン時の成功率は50%程度ですが、暴走マホトーン時の成功率は100%でした。
すげぇ。

しかしボスが2体、というシチュエーションはやっぱりキツイです。
魔兵タナト、魔兵ヒプノス共に、素の攻撃力自体は弱体化しているはずのザイガスさんとほぼ同じ程度ですが、見た目どおり守備力が高くタフです。
そして何より厄介な点が、魔兵達の短気っぷりでしょうか。
いや、ネタではなくマジで・・・。

↓ 仲間を回復するサポ仲の僧侶の怒りだす魔兵タナト。


多くのモンスターは一定以上ダメージを与えた時に怒りだすもので、ザイガスさんの場合もそれは変わりありませんでした。
しかし魔兵達は、こちらが回復呪文や補助呪文を使ったときですら、しょっちゅうキレだすので性質が悪い。
※キレた(怒った)モンスターは、キレた相手に集中攻撃を加え出す上、攻撃力も大幅に上昇します。

おまけに魔兵タナトはテンションバーンが使えるので、キレた上にテンションが上がった状態で後衛キャラを襲撃してくることもよくあります。
そうなると、いくらヘナトスなどで敵の打撃に備えても、洒落にならないダメージを受けてしまうんですよね・・・。

カルシウムの足りない魔兵達から容赦ない襲撃を受け、倒されてしまうサポ仲の僧侶。
回復の要を失ったフリー達は、瞬く間に体制が崩れてしまい、1体も相手を倒せぬまま全滅してしまいました・・・。
かるーく、ボスを倒すどころか、こっちがかるーく、倒されてしまいましたよ。


魔兵達にボコボコにされ、儀式の間から叩き出されたフリー達。
しかし親切なプレイヤーさんの辻ザオにより、教会に戻ることなく復活出来ました。
ありがとう、親切なプレイヤーことルクレアさん。



ザオが使えるサポ仲の旅芸人も蘇生してもらったので、あとは宿屋に戻れば教会に高い蘇生費を払わなくても復活出来ます。
・・・なのに、誤ってHP1の状態で儀式の間に入ってしまい、ルクレアさんの好意を無駄にするダメプレイヤーのフリー。

↓ 返す言葉もないとはまさにこのこと・・・魔兵達の正論が身に染みます。


案の定、あっさり魔兵達にやられて再び全滅です・・・。

↓ この画像だけで、結果は予想つきますよね♪


けれどルクレアさんは親切にも、再びフリー達に辻ザオをしてくれました。
何だか申し訳ない気持ちでいっぱいですね。


ちょっとしたハプニングはありましたが、どうにか町まで戻り、体力の回復とアイテムの補充を行います。
最初の戦いでは、一応1体は名前表示が変色する程度にまでダメージを与えれました。
なので、もう少し頑張ればどうにかなるかもしれない・・・そう考えたフリーは、再度魔兵達に戦いを挑みます。

・・・が、やっぱり負けました。



ある程度善戦出来てるとは思うのですが、やっぱり後一歩地力が足りないのかもしれません。
それと長期戦になると、サポ仲の旅芸人や僧侶はおろか、魔法使いであるフリーですらMP不足に悩まされます
MP回復がまほうの小ビン頼りなのも問題かもしれませんが。


ここは貯金を下ろして、まほうのせいすいの大量購入に踏み切るべきか・・・とも考えましたが、結局やっぱり普通にレベルアップに励もう、という結論に至ったフリー。
経験値稼ぎをひたすら行い、レベル36→41まで上げました。

↓ 修行の犠牲となった鳥達と、その巻き添えで倒れた怪人達のご冥福をお祈りします・・・。
 

そしてついに念願の、両手杖装備時さいだいMP+100のスキルを修得!!
これで勝つる。

↓ 両手杖一筋のフリーですら、レベル41まで上げないと修得出来ませんでした。


おかげで最大MPはなんと210以上となり、フリーの継戦能力は大幅に上がりました。
そして当然、レベルが上がったことで高レベルのサポ仲が雇えるようになったことも大きいですね。

戦闘力が大きく向上したフリー達は、再度魔兵達に戦いを挑みます。



フリーの行動自体は初戦時とあまり変わらず、とにかく暴走魔法陣+補助呪文や、まほうの小ビンによるMP回復などのサポートにひたすら徹します。
しかし以前と比べサポ仲の戦士と旅芸人の火力が上昇していますし、僧侶もスクルトを修得しているので、地力はかなり上がっています。
そしてフリーの最大MP大幅Upのおかげで、フリー自身はMP回復アイテムに頼ることなく呪文や特技を連発出来ます。
これは嬉しい。

長期戦に強くなったフリー達は、ついに魔兵の片割れの撃破に成功しました。



魔兵達は2体同時に攻めてくるから手強いわけで、1体だけならそれほど怖くありません。
生き残った方の魔兵がサポート寄りのヒプノスだったのも大きいです。

戦闘に余裕が出来たことで、後方支援に徹していたフリーも攻撃呪文で攻撃に参加します。
さしもの魔兵ヒプノスも、4人がかりでフルボッコにされてはどうにもならず、わりとすんなり倒れました。



ちなみに推定ステータスについて・・・。
魔兵ヒプノスは、HP3900、攻撃力150、守備力190程度で、特技はラリホーマ・マホトーン・ガードマスターなど。
魔兵タナトは、HP4100、攻撃力160、守備力190程度で、特技はベホイミ・テンションバーンなど。
どっちも似通ったステータスですが、ヒプノスの方がサポート系な印象でした。
タナトは攻撃メインな印象。


ようやく魔兵達に勝利したフリーでしたが、まだ問題が解決したわけではありません。
どうやら魔兵達の狙いは、儀式の間を討伐隊の血で汚すことのようで、フリー達に負けはしたものの目的は達成したわけです。
汚したからといってどうなるのかはまだよくわかりませんが、まあロクなことにはなりませんよね・・・。

全ては魔兵達もとい、彼らの上司であるイッドの思惑通りに進んでいます・・・。

そして魔兵タナトはこのことを正直に話したところで、王が信じるわけがないと告げます。
王が側近のイッドよりも、流れ者の旅人を信じるなんてありえない・・・暗にそう言ってきたわけです。



なんつー、人間心理を突いた台詞なんだ(プクリポ心理と言うべきか)。
確かに信頼できる身内と赤の他人のどっちを信じるか、と言われて赤の他人を信じます、なんて考えにいたる人はほとんどいないでしょう。

・・・ドラクエのモンスターって意外と、こういう妙なところで計算高い連中が多いんですよね。
ドラクエ3のやまたのおろちとか、ドラクエ4のエビルプリーストとか、他にも色々・・・。
力でゴリ押ししてくる奴等ばかりのように見えて、策士な奴等も案外たくさんいるのがドラクエクオリティです。


魔兵タナトの言うとおり、王がフリーの報告を信じるわけないとは思いますが、ゲームの展開上、報告しにいかないわけにもいきません。
正直、気が乗りませんが、フリーは儀式の間で起きた事を伝えるために、メギストリス城に向かいます。 

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