ドラクエ10 プレイ日記41



おや アグシュナ王妃の ようすが。





















おめでとう アグシュナ王妃は アリアドス デンチュラ 怪蟲アラグネに しんかした。




・・・じゃなくて。

実はあのアグシュナ王妃は偽者でした。
ついでに言うなら、プレイ日記40で偽アグシュナが延々と語った内容も真っ赤な嘘でした。

偽アグシュナこと怪蟲アラグネは、病弱だった本物のアグシュナ王妃を殺し、聖地の扉を開くための黄金の指輪を手にするために、アグシュナ王妃に成りすましていたのです。
しかしリタ姫だけは、怪蟲アラグネの正体に気付き、たった一人で追い出そうとしていたのです。
母が怪蟲アラグネに殺された事さえ、誰にも告げずに・・・。

ところが怪蟲アラグネはナシュロイ王を殺し、ついに黄金の指輪を手に入れてしまいました。
何気にエルトナ大陸は大ピンチだったのですが、リタ姫が自分の命と引き換えに、怪蟲アラグネをこの地を封じ込めたのです。

だけど50年たった現在、ニコロイ王やフリー達の手により、怪蟲アラグネの封印は解かれてしまい、さらに聖地に案内してしまったと・・・。


うぉおお、イッド達に続き、また裏切り者が登場しましたか!!
気付かなかった。
ドラクエ10のストーリー展開って、本当に二転三転しますね。

にしても、リタ姫正義偽アグシュナ悪党視点でも、捨てられた城で見た幻と矛盾していない点が、ストーリーが作りこまれていてすごいなぁ、と素直に感じるところでした。
※ちなみに幻では、リタ姫は偽アグシュナには攻撃していましたが、ナシュロイ王に攻撃加えたシーンはありません(偽アグシュナの申告のみ)。

でもこれでストーリーのノリが、ニコロイ一家の愛憎劇から、皆で怪蟲アラグネの陰謀を食い止めろ!! みたいになっちゃった感じはします。
まー、後者の方が王道RPGらしいんだけど。


ってなことを考えている内に、怪蟲アラグネが襲い掛かってきました。
暗黒大樹の番人達があんだけ強かったんだし、怪蟲アラグネってやっぱり天魔に匹敵する程、強かったりするのだろうか・・・。



まずは暴走魔法陣+マホトーン or ヘナトスで、相手の弱体化を図ろうとしました。
マホトーンはあっさり効いたのですが、ヘナトスは全然効かず、そんなことしている間にボコボコに攻撃され、あっさりと全滅してしまいました・・・。
約2分間の出来事でした。



なんてダメダメな・・・さすがフリー、期待を裏切らない男ですw

そして再チャレンジ。
しかしフリー達がいない今、聖地にいるのはニコロイ王とキュウスケのみ
頼りのニコロイ王は不意打ちでダメージ受けてるし、キュウスケなんかじゃ時間稼ぎすら出来ない気がするんだけどw
あれっ、もしかしてエルトナ大陸詰んだ?

と思ったら、しっかり怪蟲アラグネの暴走を食い止めていました。
絵的には、舞台裏で小休止を取っているようにしか見えませんでしたがw

↓ フリー達が来るまで、待っててくれたようにしか見えないw


まあそれはともかく、何度も何度も怪蟲アラグネに挑み、そしてその度にやられました(泣)。

怪蟲アラグネは攻撃力が高いだけでなく、死グモのトゲと言う、全員に大ダメージを与える強力な特技も使えます。
呪文ではないので、マホトーンで封じれないのもまた辛い点です。

↓ 死グモのトゲは、全員に現在HPの約3/4のダメージを与えます。


そして怪蟲アラグネはイッド同様、光の波動で状態異常を回復可能なので、マホトーンやヘナトスで弱体化させても、すぐ回復してしまいます。

というより、

マホトーン:怪蟲アラグネはメダパニなどの補助呪文も得意としているが、正直、普通にダメージ攻撃される方が痛い。

ヘナトス:通常攻撃よりも死グモのトゲの方がはるかに痛く、イマイチ恩恵を感じられない。

と個人的には、効いても大して恩恵ない気がしてなりません。
なのに、呪文が成功してもさっさと光の波動で回復させられるとか、報われねぇ・・・と感じたフリーは、途中から早詠みの詩+メラミによるゴリ押し戦法に切り替えました。

戦法を切り替えても中々勝てずにいたものの、名前表示の色が変わる程度までは、追い詰めれるようになりました。



イッドよりははるかに手強いものの、天魔のように勝ち目のないボスだ・・・とまでは思えなかったので、とにかく勝つまで、何度も何度もチャレンジしました。

そして何戦目だろうか・・・珍しく、怪蟲アラグネはダメージ攻撃をあまり行わず、メダパニなどの補助呪文ばかり使用してきます。
ぶっちゃけダメージ攻撃メインで攻められると、回復が間に合わず不利になるので、これはチャンス!!
回復・壁役はサポート仲間の3人に任せ、フリーはとにかく遠くからひたすらメラミを連発します。

しかし敵もかなりしぶとく、MPが空になるまでメラミを連発しても倒れてくれません。
これでもフリー、両手杖スキルのおかげでMPが230以上もあるのになぁ。

けど今回は勝てるチャンスだ・・・そう思ったフリーは、貴重なまほうのせいすいを使って、MPを回復します。
サポート仲間のイケツヨさん(僧侶)のMPもやばかったので、彼にもまほうのせいすいを使って、MPを回復。
こういう苦しい戦いの中じゃ、まほうの小ビンでは間に合わないんですよねぇ。



PTのMPがやばい中、「倒れやがれえぇぇ。」と念じながら、ひたすらメラミを連発するフリー。
その想いが通じたのか、ついに怪蟲アラグネを倒すことに成功します。



やった、やったぞーーーー。
苦戦に苦戦を重ね、ようやく勝てただけに本気で嬉しかったですw

ちなみに推定ステータスは、HP8300、攻撃力310、守備力325程度、特技はルカナン・ボミオス・メダパニ・死グモのトゲ・猛毒攻撃・呪縛糸・凍てつく波動・光の波動など、といったところでしょうか。
攻撃力や守備力がイッドの倍近くあるよ、オイ。
強いなぁ。




けどのん気にフリーやキュウスケ達とじゃれあってたせいで、報われる事なく倒れていく怪蟲アラグネ。
50年も待っていたのにw


フリー達の功績に感謝しつつも、勝手にリタ姫を悪者にしたことを自責するニコロイ王ですが、そんな時、リタ姫の亡霊(?)が登場します。

リタ姫は、今までは怪蟲アラグネのせいで、聖地の力を解放出来ずにいたものの、これで再び聖地の力をエルトナ大陸中に届けられる、と話します。
ああ、そうか、聖地が力を失ったのは、怪蟲アラグネを警戒していたからだったのね・・・。

そしてニコロイ王にニコロイ王への遺言を残した後、そのまま成仏していきます。
彼女の中では、ニコロイはまだ6歳の小さな子供なのか、それとも目の前の老エルフがニコロイだと気付いていたのか・・・。
どっちにせよ、切ない話だなぁ。
 


リタ姫1人に重荷を背負わせたことを、嘆き悲しむニコロイ王。
しかしキュウスケが、自分達はリタ姫の魂を自由にすることが出来た・・・そして、最後の最後で彼女を幸せにすることが出来た・・・と語り、ニコロイ王を励まします。
なんか、キュウスケの癖にやたら良い事言ってやがる

↓ 王に敵わないと言わしめるとは・・・キュウスケの話術は大したものですw


キュウスケの励ましにより、なごんだニコロイ王は、キュウスケとフリーに共にカミハルムイ城に戻るよう、言います。
そして城に戻ったら、お礼をすると約束してくれました。

お礼が欲しかったので、寄り道せずにまっすぐとカミハルムイ城に戻るフリー。
お礼は予想通り、キーエンブレムでした。

5つ目のキーエンブレム、Getだぜ!!



そして、王都カミハルムイ駅も利用可能になり、旅が便利になりました。

色々やばいことになりかけましたが、結果的に失った聖地の力は戻り、リタ姫の魂も救われました。
とりあえず結果オーライということでw

キーエンブレムをもらい、部屋を出てすぐにキュウスケに出会います。
彼もちゃっかりキーエンブレムをもらっていたようです。

↓ ウゼェw


・・・一応キュウスケも、体調不良となったニコロイ王を保護したり、暗黒大樹の葉のことを色々教えてくれたり、どうやったかはわかりませんがフリー不在の間、怪蟲アラグネの暴走を阻止し続けていたりと、何気に貢献しているんですがね。
でもなんだろう・・・このすっきりしない気分w

キュウスケ曰く、自分が命を張れるのはユーチャーリンとかいう人のためだけだそうです。
彼女でもいたのか、キュウスケ?
話術には長けているし、あんな見た目でも結構モテるタイプなのかもしれませんが。

そして最後まで調子の良い態度で、キュウスケは旅立ちました。
でもまあ、ああいう奴こそ、実は一番人生で成功するんだろうなぁ・・・と、彼の去る姿を見ながら、つい思ってしまいました。




あれも自由な生き方の1つかなぁ・・・と感じながらも、フリーの冒険はまだまだ続きます。




〜余談〜
実は幻による回想シーンで、そこそこ出番の多かったカクさん。
ちなみに、カクじいちゃんとスズばあちゃんがくっついたのは、リタ姫のおかげだったようです。



しかし50年前の事件が発生した時、当時のカクさんもあまりの事態に恐怖し、他の住人達同様、旧カミハルムイ城から逃げ出してしまいました。
リタ姫への不信感を拭えぬままに・・・。

けど今回の事件を解決したことで、本当はリタ姫は悪くなかったことが、彼らにも伝わりました。
ニコロイ王やリタ姫だけでなく、旧カミハルムイ城を知る全ての人々の心も救われたのかもしれませんね。




・・・管理人もキュウスケを見習って、なんとなく良い事っぽいことを言ってみましたw

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