ドラクエ10 プレイ日記68



〜前回のあらすじ〜
盗賊失格の烙印を押されたフリーの新たな任務は・・・囚われたオーガ達の救出?
しかし、そんなフリー達の前に、絶世の美女(大げさ?)魔物の妖魔ジュリアンテが立ち塞がった!!

 


・・・にしても、ヴェリナードの時もそうだったんですが、相手は1体だけですね。
魔兵達や暗黒大樹の番人達などの印象が強すぎたせいで、大陸第3のストーリー、第1のボス戦は複数で攻めてくるのが相場とばかり思ってましたが、たまたまそういうタイプの連中と先に戦ってただけのようですね。


さて、妖魔ジュリアンテは様々なムチ技を駆使し、フリー達に襲い掛かります。
・・・襲い掛かるんですが・・・弱いなぁ。

↓ サポ仲のレンジャー(最大HP192)が、敵(※ボスです)の通常攻撃で34のダメージを受けました。
 

どうもボスにしては火力が弱すぎるんだよなぁ。
回復余裕で間に合うしw

同じ単独ボスでも、痛恨の一撃持ちの詩歌の番人の方が強かったです。
というか、こちらが強くなったのを差し引いても、この手のポジションのボスの中では一番弱いんじゃ・・・。

だからこそなんでしょうか・・・魔物だ悪党だとはわかっていても、美女を皆でいじめているようで心が痛む・・・ まあ遠慮なく倒したんだけどw
リアル描写も良し悪しですねー。

 

さて、嘘みたいにあっさりジュリアンテに勝利したフリー。
しかし・・・。


妖魔ジュリアンテ『あぁ・・・・・・ 見つけた・・・・・・。 お前が・・・・・・ あの・・・・・・!』


ちょ、またそんな怪しげな台詞を!!
けどもう限界だったのか、ジュリアンテは魔物とは思えぬほど安らかな表情で消えてい・・・。


????『たあーーーーーっ!!』


スパッ、スパスパスパッ!!


・・・く前に(消えていってから?)、スピンドル兵士長の華麗なる剣技(笑)により、妖魔ジュリアンテは今度こそ最期を迎えました。

↓ 戦ってすらいませんw
 

お前、いつからいたんだとか、いくら相手が悪者とはいえ、死人にムチ打つような真似するなんて酷すぎるだろとか、またフリーは手柄を横取りされたのかよとか、疑問は止みませんが、ドラクエの主人公達は基本、どんな時でも無口を貫くので、不条理にはただただ耐えるしかありませんw
・・・たまには「オイコラ、あんま調子こいてるとメラミで丸焼きにするぞ!!」くらい言って、脅しても良いのよ?(主人公の台詞じゃねぇw)
ゲームだからこそ、最終的には丸く収まるように作られているとはいえ、まったく・・・この世界の住人は・・・。

スピンドル兵士長は、無闇に凛とした態度で、フリーに囚われていた人々達の開放を指示します。
そして彼自身は、ジュリアンテの持っていた魔瘴石のネックレスを持って、一連の出来事の報告のため、グロスナー王の元へと帰っていきました。


マイユ『フリーさん! 白いヴェールの女を 倒したんですね!』


マイユさんはわかってくれてるのね・・・と言いたいところですが、どうもアロルドの安否のことで頭一杯のようで、スピンドル兵士長の小ずるい態度に対し、糾弾どころかコメント1つすらありません
そりゃあ、手柄がどうとかなんてしょうもない話よりも、囚われた人々達の安否の方が大切なのは理解できます・・・できますが・・・・・・。


ゲームでまでないがしろにされるなんて・・・うっうっ(´;ω;`)


マイユ『どうして ふたりしか いないの? アロルドは・・・・・・ 他の人たちは どこに!?』


グスン・・・あ、二人しかいなかったの?
どうやらジュリアンテに捕らえれていたのは輸送団員達だけだったようです。
・・・まあ今までのパターンから、多分ここで終わりではないんだろうなぁ、とは思ってましたが。

 

アロルドに会えなくて軽くパニックになっているのか、マイユはさっさとどこかに走っていてしまい、輸送団員達もジュリアンテがいないなら自力で戻れるとかいって、ガートラント城へと向かいます。
フリーもここでじっとしてても仕方ないので、ガートラント城へと戻ることにしました。

なお余談ですが、討伐モンスターリストの妖魔ジュリアンテのページ、まめちしき2ページ目より、彼女には実姉がいて、体重が実姉と同じなことに悩んでいるようです。
へー、妖魔ジュリアンテには実姉がいるのか、そりゃさぞ美人でスタイリッシュなんだろうなぁ、楽しみですねw




さて、ガートラント城に戻ると、スピンドル兵士長がドヤ顔で「私が倒しました。」みたいなことを話してました。
グロスナー王に輸送団員の安否を聞かれたり、もはやガートラント城に居ついてしまっているマリーンに疑われたりする度にうろたえてましたがw

でもまあ、一応手柄横取りしたっていう自覚はあったのね。
もしかしてコイツ本気で自分が倒したと思い込んでいるのでは? と少し(スピンドル兵士長の頭が)心配だったので、安心しました。
他人の手柄横取りはお偉いさんの基本スキルのようなものですしね(コラ)。

マリーンに疑われて焦ったスピンドル兵士長は、ジュリアンテを倒した証拠と言わんばかりに魔瘴石のネックレスを見せました。


グロスナー王『ま まさか・・・・・・ なぜ 魔瘴石のネックレスが そこに・・・・・・?』


話についていけずうろたえているスピンドル兵士長を尻目に、グロスナー王はマリーンに魔瘴石のネックレスは封印したのではなかったのか、問い詰めます。

!!
そうだよ、マリーンが管理していたはずの魔瘴石のネックレスをジュリアンテが持っているなんて不自然なんですよ。
もしジュリアンテがマリーンから魔瘴石のネックレスを奪ったのだとしたら、マリーンがのん気にガートラント城に居ついているわけがない・・・取り返そうとするか、そのままジュリアンテに始末されているか・・・そんなところでしょう。

つまり・・・。

↓ どうやら、マリーンとジュリアンテは姉妹のようです。
 

うわああああああああ、賢者マリーン・・・やっぱり裏切り者だったのか!!
こんな豪快なおばさんキャラが味方ポジなんて珍しいなぁ、とか思っていたら・・・やっぱり見た目と性格は一致するものなのか!?(オイ)

しかしジュリアンテが魔瘴石のネックレスを持っている時点で、マリーン黒幕説は濃厚だったのにスピンドル兵士長・・・ちっとも気づいてなかったな。
相変わらずダメなおじさんだ・・・。
管理人もこの展開になるまで、マリーンが黒幕だってことに全く気づいてなかったけどな!!w


それにしてもまあ、ドラクエ10のストーリーは本当に裏切り者が多いな!!
メギストリス城、王都カミハルムイ、ジュレットの町、ヴェリナード城、そしてガートラント城・・・キーエンブレムイベントの半分は裏切り者でできていますw

どんだけこの国の住人達は人を見る目がないんだ!! ・・・と言いたいところですが、今作に限って言えば、大体の裏切り者達は真面目に善人のフリをしていたから、まあしょうがないのかなー・・・。
ま、人間なんて、いくら「俺は人を見る目に自信がある。」なんて言ってみたところで、結局は上っ面の態度で他人を判断しちゃうもんだからなー、別にこのゲームの住人達の目が特別曇ってる訳じゃーないか。
ダメ人間らしい、実にダメな結論だけどw


まあそんなことはさておき、マリーン&ジュリアンテの仲良し(?)姉妹は、強い者orこの世界のどこかにいる生き返しを受けた者を探しているらしいです。
でも生き返しを受けた者なんて何十万人といるんだから、旅人適当に拉致していればその内見つかるんじゃね?w

・・・なんか、ジュリアンテが死に際にフリーの方見て、見つけたとかお前がとか言ってたけど、生き返しの者を探していたからなのか。
ちなみにジュリアンテがグレン城に魔瘴石のネックレス送りつけたのは、戦争を起こせば楽して強い奴、たくさん見つかるんじゃね? って考えからの模様・・・意外とアバウトな性格なんだなw

魔瘴石を使ったジュリアンテを倒した強い強いスピンドル兵士長は、生き返しを受けた者に違いない・・・マリーンはそう思ったようです。
・・・どうやら、マリーンに生き返しの者かそうでない者かを判断するスキルは無い模様。
それなら、状況証拠からスピンドル兵士長が生き返しの者だと判断してもしょうがないかもしれませんが・・・騙す側のマリーンですら、見栄えに騙されてしまうとは・・・生き物の宿命ですね。


マリーンは怪しげな魔術を使い、スピンドル兵士長を黒い玉の中に閉じ込めてしまいました。

 

・・・うーん、こうして見ると、モンスターボール(ダークボール)でGetされたポケモンみたいだなーw
っていうか、スピンドル兵士長が手柄横取りしようとか考えなかったら、フリーがあのボールの中に閉じ込められてたかもしれないんですよねー・・・。

でもこんな時に何も言わないのもドラクエの主人公クオリティ
まあ例えフリーが「俺が生き返しだ!!」なんて、言ってみたところで信じてもらえなかったでしょうが。
あんな醜態見せてるし。

しかしどうでも良いけど、出しゃばって自滅したも同然なルナナやスピンドル兵士長と比べ、どちらかと言えば自分よりフリーを立てつつも、痛い目見ずにしっかりおいしい思いをしているキュウスケって意外と大物だったんだなーw
これってギブ&テイクの精神を忘れ、自分だけおいしい思いをしようとすると痛い目見ますよ、っていう教訓なんでしょうか?
ただの考えすぎだと思うけどw


そして勇敢にもマリーンに立ち向かったグロスナー王も、その気迫を買われ、彼女の持っている棍棒?で殴られた後、ダークボールで捕獲されてしまいます(ポケモンかよw)。
・・・グロスナー王まで拉致されるって、かなりまずくね?

グロスナー王が拉致される様子を見、いつの間にか王の間に来ていたマイユは、アロルドをさらったのがマリーンだったことを確信します。
ああ、確かにあのダークボールでグロスナー王達が捕獲される直前、黒いモヤ発してましたね。


マイユ『この場で たたきのめされたくなかったら すぐに アロルドを返しなさい!』


・・・ヒーローとヒロインの立場が逆転しているような気がしなくもないマイユの台詞を聞き、マリーンはアロルドに会いたけりゃ古代オルセコ闘技場まで来るんだな!!、とボスキャラらしい台詞を返し、そして消えていきます。
ちなみに古代オルセコ闘技場は、ガートラント領の北西 オルセコ高地をまっすぐ西へ進んだ所にあります。

そしてフリーは、マイユとさりげなく難を逃れてたマグナスに、マリーンに囚われた人々を救出するよう依頼されました。

↓ キーエンブレムGetの芽が出てきました。
 

さすがに一国の王がさらわれたなんて問題すぎるので、フリーは素直に協力することにします。

しかし、アロルドに(一応)スピンドル兵士長、グロスナー王・・・オーグリード大陸の強者達が次々とさらわれ、残された希望はマイユとフリーのみ。
王道RPGや少年漫画にありがちなようで、ドラクエ10では意外と珍しい展開ですね。
でもこういうストーリー展開は嫌いじゃないです。




というわけで、舞台は古代オルセコ闘技場へ。
そこではマリーンが拉致+洗脳した多くのオーガ達が互いに戦っていました。

↓ 個人的には結構好きなムービーシーンの1つです。
 


呪術師マリーン『かたっぱしから集めてきただけあって 結構な数に なったじゃないか。 まさに マリーン軍団と呼ぶに ふさわしいね!』


なるほどー、マリーンが強いオーガ達を拉致しまくってたのは、世界の帝王目指して、強力な軍団を作るためだったんだー。
悪役として実にストレートな動機ですね。
じゃああれは訓練しているだけか。

なお、彼女の評価によると、アロルドとランガーオ村の武闘大会チャンピオン ジーガンフが特に強く、逆にスピンドルはあれが生き返しを受けた者とか無いわー、とつい愚痴る程弱いそうです。
・・・つまりまあ、いくら若い頃凄かったとしても、落ちぶれるのなんてあっという間ってことか、せつねえな。
相変わらず、こういう描写に限って妙にリアルなドラクエ10が大好きですw

ちなみにマリーン達が生き返しを受けた者にこだわってた理由は、単純に生き返しを受けた者=強いから、だけだったようですね。


とまあ、悪役の行動として考えるなら、ここまではいいんですが・・・。


呪術師マリーン『よし! みんな 戻れっ! 休憩にするよっ!!』


・・・なにその配慮。
彼女なりに自分の軍団を大切に扱おうとしているのが、ひしひしと感じられますw

もっとタチの悪い悪役なら、ふがいないスピンドルに対し、半殺しにする勢いで活を入れたり、全員が瀕死になるまで訓練を続けたりしそうなものですがw
・・・うーん、悪役には違いないのですが、なんか救いようのない極悪非道な悪党って感じではないんだよなー、マリーンって。
ぶっちゃけルナナの方が悪党に見えるw


・・・まあそんなことを考えても仕方ないので、マリーン目指して古代オルセコ闘技場の中を進みます。
そして・・・。

 


呪術師マリーン『おや あんた・・・・・・? こんな所まで たどり着くなんて おマヌケさんのわりには やるじゃないか!』


まだそのネタ引っ張るの(泣)!?
もうやめて、フリーのライフは0よ!!
※実は初めてガートラント城の王の間に来た時も、そのことでいじられています。


呪術師マリーン『そういえば あんたは ジュリアンテが倒された時にも あの場にいたんだったね・・・・・・・・・・・・。 まさか・・・・・・・・・・・・ ジュリアンテを倒したのは・・・・・・・・・・・・』


そのまさかでーす♪
・・・残念だったな、マリーン、フリーの本職は盗賊じゃなくて魔法使いだったんだよ!!。
ハーッハッハッハッ!!!!
※全然威張るようなことではありません。

しかしマリーンはジュリアンテを倒す程の実力を持つフリーを捕らえようと、ダークボールからアロルドとジーカンフを召喚します。

↓ どう見てもポケモンにしか見えないですw
 

だがここでアロルドとジーカンフを召喚するか・・・まずいな、もしアロルド&ジーカンフとの戦闘になったら、勝ったとしてもすぐにマリーンとの連戦になる可能性が高い。
ドラクエ10のボスキャラは全体的にタフだし、消耗戦になるのは厳しい・・・ん?


マイユ『待ちなさいっ! 来たわよ マリーン! 罪のない人々を あやつり人形に変えるなんて 許さないっ!』


おお、マイユさん、来てくれたのか!!
だけどいくらマイユが鍛えていたとしても、武器なしでアロルドやジーカンフに勝てるとはとても思えない・・・。


ドカッ、バキッ!!


 

なっ!!!!
マイユは見事なボディブローと後ろ回し蹴りで、アロルドとジーカンフを圧倒します。


姐さん・・・格好良い・・・。
・・・・・・じゃなくて、いくらなんでも強すぎだろ!!
アロルドとジーカンフがAI仕様となっていたことを考慮しても、信じられない展開です。


マイユ『フリーさん! あのふたりは 私が止めます! フリーさんは マリーンを!!』




そしてお決まりの「○○は任せろ! お前はボスを!!」的な台詞を火蓋に、いよいよガートラント城編最期の大ボスとのバトルへ!!


そういや、ジュリアンテとマリーンって姉妹だったんですよねー、姉妹かー・・・なんて男性プレイヤーの夢を壊す展開なんだw
そしてジュリアンテとマリーンの体重が同じとか・・・隠れ肥満ってレベルじゃねーぞ、ジュリアンテさんw(髪の重さのせいらしいけど)

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